愛媛県は22日、県内の上水道施設の耐震化状況(2015年度末)を発表した。基幹管路は23.9%で、全国平均の37.2%を13.3ポイント下回り、前年度末と同じ全国45位だった。
 基幹管路は12市町で老朽管更新工事が完了したことなどから、前年度末に比べ耐震化率は0.7ポイント増加。ただ依然として低い状況で、県は「水道事業者などに対し耐震化に関する交付金の活用や耐震化計画の策定促進などを助言していく」としている。